Yさんと鳥見

teradaya2018-10-28

年上の鳥見の友人であるYさんがシドニー来訪。ケアンズの鳥見ツアー参加にあわせてシドニーにも寄っていただく。
張り切っていろいろプランを考えていたのに最悪のタイミングで脚の怪我となってしまったが、幸いある程度動けるのでどうにかお供はできそう。
まずは、シドニーのいつもの鳥達を見に、ロイヤルボタニックガーデン(王立植物園)へご案内。折角なので、マクマハンズポイントからフェリーでと思ったところ、なんと日本の修学旅行に遭遇。ダーリングハーバー方面に楽しげに乗っていった。地元っ子はただならぬ大集団にちょっと目を丸くしていたが。
ブリッジを区切り、客船を見ながらサーキュラーキーへ。ここからオペラハウスまで歩いて、ボタニックガーデンに入り、オーストラリアクロトキ、マグパイ、レインボーロリキート、ノイジーマイナー(ムクドリ)等馴染みの鳥達を観察。ワライカセミ(Laughing Kookaburras)がなかなか見つからなかったが、夕暮れ近くなって鳴き声を確認。低木の奥にようやく発見。通りかかったイタリア人男性二人にも双眼鏡を渡して観てもらった。
長旅でお疲れなので、ダーリングハーバーで夕暮れを見ながら早めに夕食とした。

席巻する女子校軍団 / 楽しそう。よい思い出を!

ブリッジをくぐって/ サーキュラーキーへ

ボタニックガーデン。カルガモ4羽家族 / ようやく発見
夕暮れのダーリングハーバー

昼食は近所のカフェ。知り合いのバリスタさんのラテとカプチーノ/ マンゴーの季節

二日目は郊外とし、自分の好きなレプタイルパーク(爬虫類園といいつつ各種動物&鳥類がいる)へ。お昼を食べていると、マグパイ親子やワライカセミ数羽がやってきて間近で観察することができた。

マグパイ(Magpies)の親子 / ワカイカセミ(Laughing Kookaburras)

ゴシキセイガイインコ(Rainbow Lorikets) / くるくる回るマガモ夫婦(Northern Mallard)

もちろん、コアラやカンガルー類等いつもの面々もいて、楽しんでいただく。


レプタイルパーク。当然ながらわれらもいる。

午後からはThe Entranceへ。ペリカンの餌やりももちろんあるが、中洲のアジサシ類などの海鳥が目当て。幸い二種類のアジサシなどたくさん観察することができた。

オニアジサシ(Caspian Tern)とベンガルアジサシ(Crested Tern)/ 中州に鵜、カモメ、ケリ等...

ズグロトサカゲリ(Masked Lapwing)/ ウミネコ (Silver Gull)飛翔中

オニアジアサシは7羽ほどいた / オーストラリアペリカンは当然大量生息中

最終日の日曜は、残念ながら鳥達は吹っ飛ぶほどの大風。湾を一周してから、いくつか見どころを案内してから空港へお送り。
先輩のおかげで久々にたくさん鳥をみて楽しむことができた。楽しかったと言っていただき、大変嬉しかった。

フェリーの行き交うミセスマッコーリーポイント / ようやくジャカランダも開花

ボンダイビーチは波高し / でも少数泳いでいた(レスキュー監視中)

空港の帰りに、9Degrees Lane Cove店へ行き、先週負傷時のお礼を言って、忘れ物のコーヒーマグを回収して帰宅。夕方、いつものところで髪を切ってもらい、久々にカレーを大量に作った。
今日のジム。ガラガラ。登りたかった(涙)。

[撮影機材] 
初日、三日目:iPhone 7、二日目 Olympus OM-D E-M5 + Lumix 100-300mm
双眼鏡:勝間光学Glory 6x32mm

リハビリ開始

teradaya2018-10-24


23日(火)朝8時30分、再度GPに診てもらう。MRI撮影の結果から、MCL(medial collateral ligament :内側側副靭帯)の上部(Proximal)がかなり損傷しているが切れてはいないとの状態と思われ、専門医(Specialist)と理学療法士(Pysiocerapy)に行くようにとのこと。部位については以前の経験から予測していたとおりだが、そんなにひどく怪我したつもりはなかったので結構驚く。GPは、自分は専門ではないが最低6週間くらいではとの見解。とほほほ、である。
早速、専門医(Arthopaedic、整形外科)を紹介していただき、午後に行くことにする。というのも明日から出張で飛行機に乗るのでなんらか措置は必要となるため急ぐ。診断は「High grade Proximal left MCL tear」とのことで、やはり内側側副靭帯上部がかなり損傷しているとの結果。膝下ぐらつきがあったら手術と言われてビビったが、幸い装具(Brace。ちなみに石膏ギブスはPlasterというらしい)を装着して6週間固定、その後リハビリ2−3ヶ月とのこと。早速装具を装着してもらうが、理学療法士(Physio)に細かな調整とエクササイズを組んでもらうようにとの指示。次回は3週間後に診療となる。
 ASIMO君?

ということで、今朝は朝一番の8時からCBD Physiotherapyというスポーツ治療専門のPhysio へ。装具による固定で硬くなる腿の筋肉をほぐすマッサージをしてもらうが、これは大変痛い。さらに、自分でやるエクササイズを四種類ほどを教えてもらう。まあ、どうにか覚えて毎日やることとする。ようやくこれで午後から飛行機に乗れるようになったので、ブリスベンに移動した(空港のセキュリティチェックでは思いっきり引っかかるが)。


海岸を北上(赤道側に飛ぶので、なんとなくトロピカル)

コアラビル/ 昔のシドニーの写真が飾ってあった(Town Hali&QVB。今と同じ?)

カジノ「Treasury」はもと財務省ビル / 翌日積乱雲、雄大積雲の上を飛んで戻った

(備忘用 経緯の時系列整理)
日曜 11時負傷 午後保険調整 GP受診@タウンホールクリニック(CBD)
月曜 MRI予約 午後受診@MEDSCAN(バランガルー)
火曜 AM 再度GP すぐ専門医(Arthopaedic)と理学療法士(Physic, Physiotherapist)にかかるようにとのこと
PM 専門医(整形外科)診断 Arthopaedic & Sports Injury Clinic(バランガルー)
=> 手術は不要。装具(Brace)装着。全治6週間以上見込み、以降リハビリ3ヵ月程度必要)
水曜 8:30 Physio(CBD) 装具調整、エクササイズ指導。午後から出張

脚の負傷再び(涙)

teradaya2018-10-22


昨日の日曜日、先週オープンした9Degrees の3つめのジムLane Cove店(略称表記は9D3)に行ってみた。
ここは自宅から車で15分弱と近い。郊外工業団地の中の突き当たりにあり、駐車場からは階段を上って到着するというちょっと変わった作りである。回数券は共通だが、初回は再度登録して誓約書等も提出。まだ新しくルートは少なめだが、スケールは結構ありL字状に奥まで続いていて、ルーフ状の大きなオーバーハングも2カ所ある。グレード表示も本店と同様で馴染みやすい。

ジムはどこ? / 階段の上にある

入口 / 受付横にはちょっとしたショップが併設

早速、ウォーミングアップでV0(青)を端から登っていく。新しいホールドはザラザラ感があり掛かりがよく気持ちが良い。10時前にHさんと合流し、V2-V3くらいを登っていく。正面大ハング中央のV2orV3(ピンク)を始め、垂壁系、スラブ系のピンクを6つほど初見クリア。一方もうひとつのハングのピンクはおそらくV4で、結構ハング出口の一手が遠い。3度ほどやってから一旦休憩。

正面ルーフ。ピンクV2-V3は見た目よりずっと簡単 / 反対側ハング(ここで怪我となった)


本店に来ていた人もちらほら見かけるが、上手なお母さんが驚異的な柔軟性と丁寧な登りで赤(V4-V6)を次々クリア。ムーブが美しい。また、シドニーライミングクラブのTシャツを着た古参らしき初老クライマーも果敢にハングに挑戦中。これに触発されて、自分も再トライとする(これが、よくなかったのだが)。
出だし3手を丁寧にクリアし、これまでデッドポイントでタッチしていたハング出口の一手をスタティックに取りにいこうとし、左フットホールドで深いドロップニー(キョン足)を決めようとした際、膝がバキッと鳴ったような気がして激痛が走った。懐かしい膝の内側靭帯の感触。座り込んで顔をゆがめていると、これも時々会う長髪青年がアイシングパックを採ってきてくれ、ついでフロントスタッフも様子を見にきてくれた。オージー達は親切である。
H君の付き添いの下、40分ほど座って休憩。昔スキーで右足の内側靭帯断裂の際(http://d.hatena.ne.jp/teradaya/20100327)よりははるかに軽くて済んでいると思うが、やはり早めに医者に行くこととする。何とか歩けるし、左足なのでオートマ車は運転もできるので一旦帰宅。日曜もやっているGP(一般医)がタウンホールにあるので予約して訪問。すぐに診てもらえてよかった。専門ではないが、"側副靭帯部分損傷ではと思われるので急ぎMRIを取るように"と紹介状をもらった。
内膝が伸びる側に力がかかると痛むので、キネシステープでテーピングをし、アイシングをしながら就寝。家内にも報告して怒られた。

今日月曜日は、痛みも引いているので慎重にいつも通りのバスで出勤。昼休みにMRIの予約がうまく入ったので早速撮影してもらう。2ヶ月連続MRIというのはトホホであるが。スタッフは大変親切でスムーズに受診。GPにはデータが直接送られるが、患者本人には撮影フィルム自体が渡される。大きくてたくさんあるのだが、残念ながら見方がわからない。3時過ぎに、GPから明日再度来るようにとのご連絡があった。大したことがないとよいのだが。
豪華10枚組だが....

しかし、これまで40台以降、右膝靭帯、左足首、右足首、とギブス治療を経験し、今回は左膝なので一応全制覇(?)。さすがに自分でも凹むところであるが。

新しい店と新しいコース

先週から英国ハリー王子夫妻が来豪中。テレビでも放映が続き、この週末はボンダイビーチ訪問やブリッジクライムなどされていて、王室好きのオージーたちは歓声をあげて喜んでいる様子。

土曜なので英語レッスンにでかけたのだが、怪訝な顔をされてしまった。そういえば、ずっと動き回っていたので一回休みにしたことをすっかり忘れていた。仕方ないので一旦帰宅とする。
目抜通りのGeorge Streetのトラム工事は相変わらずだが、ようやく線路がつながってきている。

トラム工事中 / 通りは通行止め。入口の交通係は大抵オージー女性


Wynyard駅に近い教会の1階に感じの良いカフェがあるので寄ろうとしたのだが、珍しく(?)満席だったので、また次回。駅に着くとまたも工事で今日も運休と知る。代行バスが出ていたのですぐに来た高速道路経由チャッツウッド行きに乗って車窓を眺めていると、左側に自転車&歩行者専用道がずっと走っていることを発見。
バスを乗り継いで最寄りのセントレナードに戻り自宅に向けて歩いていると、毎朝行くカフェの新店舗の看板を発見。顔見知りのマスターが、初の土曜営業だと教えてくれたので、早速コーヒーを調達(フラットホワイト)し、これも顔見知りの新人バリスタが美味しく作ってくれたので朝食のパンとともに持ち帰る。

教会併設の古いカフェ /  近所にできたカフェ


しばし、来週の知人来訪に向けて、部屋中を掃除。ついでに洗濯機を何度か回しておく。
今日は走りたいのだが、気温が高く30度近くになっていて、少し時間をずらす方がよいようだ。昼過ぎに知人が働く郊外のカフェまで行き、昼食を調達。カフェは多いが、朝から3時頃までどこも繁盛しているようだ。大きなオープンサンドとラテを購入。

食べた後に、いつものIron Coveコースを走ろうと思っていたのだが、暑すぎてどうもその気にならない。再度自宅に戻ってから、今朝見つけた高速道路沿いの新しいランニングコースを試して見る。15時半に家をでていつも車で通る道を走り、ほどなく高速道乗り口のあるナレンバーンに到着。そこから歩道が高速側に上がっているが、車に乗っていたからか全然意識していなかったことに我ながらびっくり。
暑いのでバテバテになるが、信号等ないので走りやすそうに思う。




5時くらいから、急速に黒い雲が広がり、あっというまに雷雨となった。2時間ほどあちこちで落雷があり大粒の雨がふった。走っている時でなくてよかった。新しいボルダリングジムが先週から近くに開業したので、明日はそちらにいってみようと思う(思えばこれが、何らかの前兆だったのかと後から思う)。

黒い雲が広がり / 凄い雷雨となった。

町に帰る日

teradaya2018-10-19


今日はガイドのジェイソンの提案で朝4:45発。ゲートが5時に開くのですっと入境し、一度昨日のサンセットの平原で南十字星と星空を見てから、サンライズの小高い丘へ登る。ウルルももちろんだが、朝日を受けた雲の広い空も心地よい景色である。結局最後の一台になるまで丘にいた。ジェイソンはトカゲの取り方や冠状になる草のことなどいろいろと教えてくれる。南アでは苦労があったそうだが、豪州は楽しめているのだろうか



カタジュタも見える / 最後の一台となった。

空港の大混雑はいつものとおり。今日は前回と違ってカウンターに2人も係員がいたのでどうにかなった。
少し到着フライトが若干遅れたが、日本への乗り継ぎ便には問題なく到着しそうである
再び机上の人となり、シドニー直前にブルーマウンテンあたりを見ながら高度を下げていくと、シドニー着陸直前に隣の滑走路に降りるカンタス航空便と並行して着陸するところであった。ターミナル間移動バスに乗って無事チェックインして終了。

ゆったりと

いろいろ好みはあるかもしれないが、やはり陽の傾いてからの山がきれいである。
くっきりと岩肌が照らされるのもダイナミックでいいが、雲に拡散された光も良いものである。昨日の夕方はそんな感じであった。

ガイドのJasonからシャンパンをもらう。こうやって遊ぶのだそう

今日はなぜか大型バス。他の車の空きがなかったそうで、少人数で貸切。午前午後でウルルの周辺を2カ所歩くが、ジェイソンは伝説にも自然にも強く、大変勉強になる。単にきれいだというのではないことを知るのは大事。
カルチャーセンターにも寄ったので、かなり自分も詳しくなった。

大きな空と岩

teradaya2018-10-17


大先輩をご案内して、再びノーザンテリトリーへ。8月以来2回目である。
毎度であるが、飛行機は窓側の席を予約。シドニーを離陸して西に向かい、今日はすぐに雲に突入。内陸部の平な大地を眼下に見て3時間半でエアーズロック空港に到着。ひたすら大きい大地である。

街を飛び立ち

穀倉地からアウトバック

赤い大地や干上がった湖を飛んで

高度を下げる(UluruやKata Tjuta)。相変わらずひたすらひろい。


最高気温37度くらいであり、ずっと乾燥しているようだが(本格的な雨は2月に遡り、最近は数日前に10mmだけ降ったそう)、鳥たちは結構元気にやっているようであった。図鑑を持って行かなかったので同定はこれから。

ミツスイが好む赤い花(砂漠乾燥地帯の中でホテルの庭は貴重な栄養庫らしい)

ファルコン(ハヤブサ)の一種

レストランで喧しく餌をさがすマグパイラーク / カンムリバト(Crested Pigion)

Pink Parrot (モモイロオウム)/ Whistling Kite(トビ類)。道路沿いに獲物を探索する。


午後はカタジュタへ。平らな大地とどでかい岩の世界は、やはり独特である。ただし暑くてハエが多いのが8月との違いである


ガイド(物知りのJason。元南アのレンジャー&農業経営)と/ 客人ご夫妻

Tea Treeの白い花(潰すとハッカの香り、とガイドさん)/ Fly Netは必須