脚の負傷再び(涙)

teradaya2018-10-22


昨日の日曜日、先週オープンした9Degrees の3つめのジムLane Cove店(略称表記は9D3)に行ってみた。
ここは自宅から車で15分弱と近い。郊外工業団地の中の突き当たりにあり、駐車場からは階段を上って到着するというちょっと変わった作りである。回数券は共通だが、初回は再度登録して誓約書等も提出。まだ新しくルートは少なめだが、スケールは結構ありL字状に奥まで続いていて、ルーフ状の大きなオーバーハングも2カ所ある。グレード表示も本店と同様で馴染みやすい。

ジムはどこ? / 階段の上にある

入口 / 受付横にはちょっとしたショップが併設

早速、ウォーミングアップでV0(青)を端から登っていく。新しいホールドはザラザラ感があり掛かりがよく気持ちが良い。10時前にHさんと合流し、V2-V3くらいを登っていく。正面大ハング中央のV2orV3(ピンク)を始め、垂壁系、スラブ系のピンクを6つほど初見クリア。一方もうひとつのハングのピンクはおそらくV4で、結構ハング出口の一手が遠い。3度ほどやってから一旦休憩。

正面ルーフ。ピンクV2-V3は見た目よりずっと簡単 / 反対側ハング(ここで怪我となった)


本店に来ていた人もちらほら見かけるが、上手なお母さんが驚異的な柔軟性と丁寧な登りで赤(V4-V6)を次々クリア。ムーブが美しい。また、シドニーライミングクラブのTシャツを着た古参らしき初老クライマーも果敢にハングに挑戦中。これに触発されて、自分も再トライとする(これが、よくなかったのだが)。
出だし3手を丁寧にクリアし、これまでデッドポイントでタッチしていたハング出口の一手をスタティックに取りにいこうとし、左フットホールドで深いドロップニー(キョン足)を決めようとした際、膝がバキッと鳴ったような気がして激痛が走った。懐かしい膝の内側靭帯の感触。座り込んで顔をゆがめていると、これも時々会う長髪青年がアイシングパックを採ってきてくれ、ついでフロントスタッフも様子を見にきてくれた。オージー達は親切である。
H君の付き添いの下、40分ほど座って休憩。昔スキーで右足の内側靭帯断裂の際(http://d.hatena.ne.jp/teradaya/20100327)よりははるかに軽くて済んでいると思うが、やはり早めに医者に行くこととする。何とか歩けるし、左足なのでオートマ車は運転もできるので一旦帰宅。日曜もやっているGP(一般医)がタウンホールにあるので予約して訪問。すぐに診てもらえてよかった。専門ではないが、"側副靭帯部分損傷ではと思われるので急ぎMRIを取るように"と紹介状をもらった。
内膝が伸びる側に力がかかると痛むので、キネシステープでテーピングをし、アイシングをしながら就寝。家内にも報告して怒られた。

今日月曜日は、痛みも引いているので慎重にいつも通りのバスで出勤。昼休みにMRIの予約がうまく入ったので早速撮影してもらう。2ヶ月連続MRIというのはトホホであるが。スタッフは大変親切でスムーズに受診。GPにはデータが直接送られるが、患者本人には撮影フィルム自体が渡される。大きくてたくさんあるのだが、残念ながら見方がわからない。3時過ぎに、GPから明日再度来るようにとのご連絡があった。大したことがないとよいのだが。
豪華10枚組だが....

しかし、これまで40台以降、右膝靭帯、左足首、右足首、とギブス治療を経験し、今回は左膝なので一応全制覇(?)。さすがに自分でも凹むところであるが。