キウイ鳥類園とクイーンズタウンミニハイク

teradaya2017-08-16


少しゆっくり起きて、市内にある日本のガイドさんがいるというインフォメーションセンタに行き、ハイキングマップをもらい、ゆっくり出かけることとする。




きれいな街並み / 道標に従い進む

オーストラリアとはちょっと表示が違う有料駐車 / キウイ標識!

ハイキングコースはロープウェイ駅の近くとのことだが、「Kiwi Birdlife Park」との看板が目に入る。これは鳥好きとしては行かねばならない。
ここは、もともとは荒地だったところを個人で鳥類園に整備した小さな施設。今はKiwiなどの稀少な鳥もたくさんお世話をしているそうだが、園内いたるところに野生の鳥がいて、鴨たち普通に歩いている。Kiwiは夜行性なので暗い施設でそっと飼われている。餌の細切り牛肉がガラスのそばに埋めてあるので、これをミミズのようにつつくKiwiを目の前で静かに見ることができた。バードショーも工夫が凝らされていて、観客の頭の上すぐを飛び交い楽しい。オージー客と話をしながら、豪のかわいいポッサムもこの国では鳥の天敵(80万頭もいるそう)で仕方なく駆除するのだが動物に罪はないのでぜひ毛皮(副製品)を買ってね、とのアピールであった。ニュージーランドファルコン(はやぶさ)等も見て、ゆっくり3時間ほど過ごした。ラジオガイドの日本語も素晴らしく、NZ$48の入園料の価値は十分すぎるほどで大満足。

Kereru NZハト / MoreporkNZアオバズク

Paradise Shelduckクロアカツクシガモ夫妻 / 通行の邪魔ですが

NZハヤブサ / Tui エリマキミツスイ

絶滅が危惧される鳥たちも /  離島にいるBrown Teal

Weka NZクイナ / 鳥類園建物はこんな谷間の小さなところ

飛び交うパラグライダーを見上げながら、ロープウェイ脇からトレイル(Tiki Trail)に入る。急登だが、気温が低いので快適。ワイヤースライダー(ハーネスをつけて滑り降りるアトラクション)やマウンテンバイクトレイルをみながら高度を稼ぐと湖が眼下にみえるようになる。途中から4WDの林道になってしまうが、歩きやすいトレイル。1時間の登りで、ゴンドラの終点のあるスカイラインエリアに到着。ここからはパラグライダーが飛び立ち、そしてリュージュというミニカートがありたくさんの子供達が楽しんでいる。

昼食にクロワッサンサンドを広げていると、周りの木々にたくさんの小鳥。パンくずを求めてきたようで、結構人懐こい。近くで写真を撮らせていただくこととする。鳥好きには楽園である。

Brown Creeper NZムシクイ / Chaffinchズアオアトリ

Tomtit NZヒタキ / Song Thrush ウタツグミ (と思うのだが、違ってたらすみません)

昼食後、山頂を一周するスカイラインループを周って(15:05発)、ベンルモンド山(Mt.Ben Lomond)へのトレースを見ておく。ぜひ次回この1,700mほどの峰に登ってみたい(さすがに今回は雪山支度がないのでやめておく。というより足が痛い。)。

ループから往路の林道に戻り、ワンマイルトラックをたどって下山する。こちらは昔小さな水力発電所があった谷を下るもので日本の山のような感じ。滝など見ながら、湖畔に16:10到着。水鳥を見ながら湖畔を戻り、案内センターにて山の情報を得られる場所を聞きにいき、ついでにキウイ鳥類園の話をすると大いによろこんでもらい地元の方が書いた鳥の本を出していただいた。もちろんよろこんで購入!
お土産にハチミツを買うことにする。もちろん、元からハチミツファンであるが、なんといってもエベレスト初登頂のヒラリー卿はニュージーランドの養蜂家。敬意を表さねば。有名なマヌカハニーも小さいのを買って、自分用には地場の普通のハチミツとする。ニュージーランドでは一切ハチミツは輸入しないのだそうで、一人当たり消費量も世界一だとのこと。ますます好きになる。



鳥類園Tシャツと鳥ガイド本