シドニー湾の入江 Iron Coveのミニハイキング

teradaya2017-01-15


腰の調子はまだ戻らないので、さすがにボルダリングはおやすみ。ジムトレーニングももう少しやめておくこととする。とはいえ少しは動かなくては、ということでシドニー湾の入江「Iron Cove」のミニハイキングに出かけることとする。
シドニー湾はいくつもの入江(Cove)を作って、深く20km以上陸地に入り込んでいる。しかし、街が広がり個人や企業所有の土地になっていることから、グルリと歩ける入江は少ない。Iron Coveは、シドニー湾南岸でシティの西側にある比較的大きな入江であるが海辺をずっと通行できることからハイカー、ランナー、サイクリストに人気とのこと。自宅から車で20分ほどで入口になるIron Cove橋に到着。入江沿いにちょっとはいったところに無料駐車場があるのでここを拠点とする。

入江は南西側に入り込んでおり、一周すると7kmほどになる。シティの摩天楼を遠くにみつつ、ヨットを眺めながら歩き始める。道は自転車と歩行者&ランナーに区切られていてよく整備されている。幸いにわか雨がときどきくる曇り空なので直射日光は弱めで快適。瀟洒な別荘が並んでいてシドニーは豊かなところだと思うが、走ったり歩いたりしている人は皆簡素な格好で(というか裸体に近い人も多く)ある。マングローブなどの植生を楽しみながら歩き、小一時間で小さな半島Rodd Pointに到着。名の通り釣り人も多く、またディンギーヨットやボートの拠点にもなっている。典型的なトンボリで、根元にかけて砂浜になっており、シーカヤックの離着岸によさそうである。ここでしばしランチとし、ベンチでのんびりとする
 
奥までやってきた    / 最奥で橋をわたって折り返し
  
トンボリの端は入江に突き出ている / よいベンチがあるのでランチタイム

ふたたび歩き始めると、にわか雨がやってきたが、みな傘もなくのんびりあるいている。途中のボートハウス(レストラン)で少し雨宿り。徐々にIron Cove橋が近づくと、途中病院の私有地やイタリア南東部ジョビナッツォ自治区との姉妹協定で作られた公園等を通っていく。鳥達を見かけるがあいにく今日は双眼鏡を車に置いてきてしまった。

しばし雨宿り  / 大きな雨雲

タゲリの一種(Masked lapwing)/ ヨコフリオウギビタキ(willy wagtail) Wagtail だがセキレイとは別種(アボリジニの伝説では悪いお告げや秘密を盗む役割だそう)。
 芝の運動場もあって自由に使える

2時間弱で橋を渡って駐車場に到着。確かにこれならば走ったりするのにもよいことを確認。今後いろいろ使えそうな場所を見つけて、少しハッピーである。

橋までもう少し。  / 橋から入江全景


ソービニョンブランやシャルドネの白ワイン(SA州が多い)/ マドレーヌを作って今日の昼食とした

夕食はポーク(回鍋肉、セロリとマシュルーム煮。またも作りすぎた)