夏時間前のラストサタデー

teradaya2018-10-06

今日は朝から雨。
いつもの英語教室に行くのでバス停に行くと代行バス(Train Replacement Bus)が行き交っており、シティレイル北線(ブリッジ越え)はまたも運休と知る。やれやれ、雨は嫌いである(雨男だが)。
英語を終えてから、来週の大会議の会場ホテルを下見に行くこととする。なにせ大人数の会議らしいので、粗相のないよう偵察は必須。ぶつぶつ言いながら歩いてダーリングハーバー方面に歩いて行くと、徐々に小降りとなり空が明るくなってきた。

出発時は本降りの雨 / 徐々に青空がみえてきた

Kingストリートを下り、ハイアットホテルに到着。実はこれまで来たことがなかったので、中をいろいろ見て回る。古い建造物を生かしたバーやレストランもあるので、今後来客ご案内等には結構便利かもしれないとか思いつつ、位置関係を確認。

地下には古い建物を生かしたレストランも / ダーリングハーバー側からみるとこんな感じ。

どんどん天気が回復してきて明るくなってきたので、ダーリングハーバーへ。海を見るのは気持ちがよい。ピアモントブリッジ(Pyermont Bridge)のたもとにある看板には昔発電所があったとある。この橋も以前は軽鉄道が通っていてピアモント(Pyermont)工場群から市内に物資を運んでいたらしい。今は、多くの人が楽しげに歩いていてシドニー観光中心地のひとつである。そういえば、当地に来た最初の日曜日に歩いたことを思いだす。

賑やかなピアモントブリッジ / 小さな看板に発電所があったとの説明

その時はいきなり可動橋が点検で動かされていて驚いたのだが、今日もちょうど動かしていた。特に大型船が通過することもなく10分くらい通行止めにしてぐるりと一周。

渡りきったところにある国立海洋博物館(National Maritime Museum) はまだ行ったことがなかったので、「Big Ticket」AUD32+ガイドブック5AUDを買って入ってみる。キャプテンクックの帆船Endeabour号のレプリカや、退役した駆逐艦(Destroyer)バンパイヤ号(HMAS Vanpire)
や潜水艦オンスロー号(HMAS Onslow)などの実物展示がある。HMASは国王/女王の艦船(Her/His Majesty's Australian Ship)。
映像展示も多く、船に乗る前に大きなスクリーンで解説があったり、ストーリーで活動の具体的な様子を説明したりする。
特に、二次大戦の1942年5月の珊瑚海海戦は、空母同士の双方大きな被害を出した戦いであったが、日本軍の南下進行を押し返したものとして詳しく解説されていた。日本人として知っておかねばと思うところ。また、日本から徴収されて軍務についた漁船がそっと実物展示されていた。

立海洋博物館(National Maritime Museum) / 駆逐艦バンパイヤ号の艦尾からシティ方面の晴れ間

潜水艦Onslow(WA州の地名)と内部エンジン室

この漁船は元々日本の「幸福丸」。豪に徴収されシンガポールで夜襲で機雷設置を担当したそう。

お腹がすいたので、ハーバーブリッジ真下のDawes Pointエリアでいつも見えるPier倉庫群に行ってみる。しかし、どうもパーティ会場等を目的とした施設などあるが、カフェやレストランはあまりなく、しかたなくぐるっと回ってロックスへ。懸念したとおりごった返していて男ひとりでゆっくり食べる感じではない。そのままWynyardまで歩き、途中おいしそうなパイがあったので持ち帰り(take away)とする。鉄道代行バスがなかなか来なかったが無事乗って、家のそばのカフェでコーヒーを買ってようやく帰宅。

埠頭エリアはちょっと寂しい感じ / ブリッジ下はヨットやボートが行き交う

真下をくぐって / ウェディング撮影のグループも出てきていた

Train Replacement Busは通常バスと異なる車体も駆り出される。 / Steak & PepperパイとSkim Flat white

明日はまた雨の予報なので、走りに行く。先週に続いて愛用アイアンコーブ7kmコース。早速たくさんの人が歩いたり走ったりしている。シドニーっ子はちょっと晴れ間があればすぐに外出。風が強いが気温は高くなくちょうどよい。反時計回りに走り、途中腹痛もあったがまあまあのペースで先週から30秒近く短縮。まだペースは遅いが復帰2週目なので良いほうである。

いつもの一周7kmルート@Iron Cove。 

風が強いがちょうど良い気温 / どんどん晴れて

日が沈む頃には快晴になった。

結構疲れたので、家でめずらしく赤ワインなど飲んでいたら、あっという間に眠気に襲われた。うとうとしてからテレビニュースをつけると、夏時間ご注意との報道。明日日曜日の未明1時59分の次は3時ちょうどとなる。豪州には7の州・準州に4つのタイムゾーンがあるが、一部は30分刻みでのズレとなる。おまけに夏時間があるのは2つのゾーン2州のみであり複雑。日本は諸システム影響等で2020年オリンピックまでは導入しないようだとオージーの知人に話すと、え?簡単だよとお気楽であったが。

夏時間(DTS: Day Time Saving)を報じるTV / 豪タイムゾーンマップは複雑