限界はあるが

夕方から、全豪オープンの男子決勝を生中継で観戦。開始時間は"Not Earlier than 17:30"だそうで実際は19時過ぎの頃の試合開始。フルセットではあったがやはりシリッチが勝つ感じはせずフェデラー圧巻の勝利。追い詰められたときの粘り腰がすごいが、これは集中しつつも緊張を抜く心理コントロールの成果だと思われ、これが長年やっている強みなのだと思う。そんなタフな男が、大歓声の中思わず声が詰まる様子にここまでの長い道のりを思う。

自分のクライミングはどうかというと、年を重ねても進歩がない(というか退化に抗っているだけか)。身体能力の衰えは仕方ないにしろせめて心理面では何らかのアドバンスがあってよさそうなものだが、相変わらずスリップが怖く筋肉が強ばって結果的にスリップするとか、回復をまたずにまたトライしてかえって消耗したりと進歩がないことに愕然。
今朝は近所の若いT君と9Degreeに繰り出した。3連休の最後でリラックスでき、ルート変更のあったピンク(v2クラス)新作6つ(除くランジ課題)は一撃ないし二撃でクリア。しかし、そこからがいけない。新作両手ランジ課題をT君が軽々やるのをみてついこだわるもこれは身体能力の差でどうしようもない。にわか雨がきて蒸し暑く指先が滑るコンディションなのに極小カチ課題をやってしまったり、ボテ課題では恐怖心でバランスを乱したり。あげくに楽勝のはずのガバハングで力尽きたり等。T君は伸び盛りなのであろう、バランスも柔軟性もありパワーもあるので本当に楽しみである。
まあ、好きこそ何やらである。また励むこととする(といいつつ、ワインを飲みすぎ)。


今日のジム。ベビーカーやら付き添いの人やらいろいろ来訪