ブルーマウンテン滝巡り

teradaya2017-04-15


4連休なので、ちょっと遠出をと考えて、西に300kmほど離れたカウラ(Coura)という街に行く事とした。日帰りはきついので宿を急きょ押さえ、今日は片道行程。ブルーマウンテンを越えていくので途中で滝巡りのブッシュウォークを挟む事とした。

11時に自宅発。高速M2からM7に乗り継ぎいつもの道をいく。が今日はブルーマウンテン越えの山道にかかるあたりから結構な渋滞となりちょっとびっくり。GWのようなものであろうか。すっかり秋の気配で街路樹も紅葉している。

Wentworth Fallsという街は同じ名前の滝で知られているよう。ハイキング起点の環境センター(Conservation Hut)の駐車場はたくさんの人で賑わっていてまったく空きスペースがないので、ちょっともどって住宅街に停めさせてもらう(警察官が見回っていて違法駐車を取り締まっていた。そういえば来る途中ではじめて飲酒運転の検問もあったので、連休中は取り締まりを強化しているようだ。とうぜん、罰金2倍の"ダブルデメリット"期間である)。

このルートは崖状のブルーマウンテンの中腹をたどって滝までいき、滝の下までGrand Staircase(大階段)を降りて、一段下の道のやはり中腹の道を戻って来るというもの。観光の人は展望台往復だけだが、結構な数のハイカー(グループ、家族、カップルといろいろ)がハイキングを楽しんでいた。13:25出発。道は水平基調だがアップダウンもあり、また染み出しでぬかるんでいるので結構歩きにくい。

駐車場入り口 / 最初から下り道

ところどころ展望台(look out)があり快晴のテーブルマウンテンの景色が楽しめる。崖上のOver Cliff Walkから中腹のUnder Cliff Walkへとつないで1時間ほどの歩きでWentworth滝が見えてくる。滝もさながら崖の中腹にたくさんの人がいるのに驚かされる。

背の高い人には窮屈な道  / 向かい側にたくさんの人が見える

崖に張り付く人たち  / 滝の落ち口


滝の上を渡って(さすがに柵がある)、急下降の階段を下っていく。下りきったところで滝を見上げると、しぶきが広がりなかなか美しい。そこからは砂岩の崖をくり抜いた道を引き返していく。残念ながらクライミングの対象にはならない岩質のようだが、クリフ自体は雄大である。

一応手すりはあるが / ここから滝の下に降りる  

滝全貌 / 弓状の砂岩(残念ながらクライミングには向かない)


最後に起点のHutまで登りかえしとなるが、たくさんの人がばてている。中国人トレイルランナーカップルと一緒にごぼう抜きにして一気に高度を稼いでいくと、左手の滝を懸垂下降している一群。これもポピュラーなレクリエーションのようだ。15:35Hutに帰着。

よくぞ作ったと思われる道  / 滝を降りる人がいる


(コースタイム)
環境センター13:25
Wentworth滝上 14:15
滝の下 14:35
環境センター15:35

ここから、Couraまでまだ3時間のドライブ。西日に向かって走るのだが、夏時間が終わっているので5時くらいには暗くなってきた。アウトバックの人口過疎地帯を延々といくが、カンガルーが飛び出してこないか心配になる(実際たくさんはねられている)。片側1車線の対面通行主体だが100km規制なのでみな結構とばす。幸い何事もなく、19:00過ぎにCoura Mortor Innに到着。部屋でビールを飲んでサラミとかたべて夕食とする。

途中マックで腹を満たす  / 街中も夕暮れ


アウトバックの宵はちょっとはらはら


引っ越してからまだ自室のネット環境が整備されておらず(長雨で作業員の手配がつかない、のだそうだ)、宿のWifiでひさびさに作業をいろいろやっておく。