カンガルーポイントのナイトクライミング

teradaya2016-11-24


再度クイーンズランド州ブリスベンへ。日本は関東も雪と聞くが、こちらは30度越で日差しも強烈で暑い(が、みなさんいつものとおり帽子もかぶらず日向が大好き)。
日が暮れてから、街中を一周散歩してみる。ブリスベンは大きく何度も蛇行する川の河口の街。シドニーと同様にCBD(中央ビジネス区)がありそこに投宿しているが、橋や船で反対側にも行ってみることにする。お目当ては、「カンガルーポイント」というロッククライイングエリア。



ブリスベンは照明が好き /   アップルも地味目に街に溶け込んでいる

クリスマスムードの中心部から、南西に川辺まで歩き、青くライトアップされたビクトリアブリッジを見ながら川沿いに南下する。ずっと自転車&歩行者通路があり、たくさんの人がジョギング等している。さすがに日が暮れないと暑すぎて運動できないのだろう。半島状の最南端までいくとハイウェイは真南に渡る大きな橋だが、歩行者は真西に細い橋(Goodwill Bridge)を渡る。渡った南ブリスベンの側を東から北東に回り込むと、カンガルーポイントに到着。



たくさんの人が長い壁に挑んでいる  / 砂岩のバーチカルフェース


ここは、高さ20mほどの崖が延々と300mほど続く川辺のエリア。川沿いは遊歩道・自転車道なのだが、車でもアプローチでき駐車スペースもふんだんにある。いたるところにロープ(ストリングスと呼ばれていた)がかかり、主にトップロープでクライミングを楽しむグループが100人ほどいる。
ほぼバーチカルまでのクラシックな壁であり、強力な照明装置が並んでいるので大変明るい。基点には太いステンレスボルト等が整備されており、中間支点も設けられている(後ほど上に回り込んでみたが、トップロープ用の支点は直径20センチほどのぶっとい杭が並んでいた。ちなみに上は展望のよい公園でナイトピクニックやデートの人たちでにぎわっていた)。

 
照明装置は強力 / 上は公園になっていて夜景を楽しんでいる


しばし見ていると、アクロバチックなムーブ等はなく非常にトラッドな感じで、日本だと三ツ峠の屏風岩のようなところか(デシマルグレードではなく、III級とかIV級という感じ)。しかし、この広さと手軽さはほんとうに羨ましいと思う。
カンガルーポイントから川の東側のフェリーポイントまで10分あるき、対岸のCBDにシティホッパーという無料の渡し船で戻ることとする。シティフェリーという有料のもあるが5AU$弱と高い。すぐにホッパーがくるので皆それを待っている。川上行き(アプストリーム)、川下行き(ダウンストリーム)の2系列。街から戻ってきた通勤の人たちが降りた後、後者に乗る。屋上に上がれるので摩天楼の夜景を見ながらほんの5分で対岸にもどった。

楽しんでから街に帰る親子


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