準備をぼちぼち

三連休の初日に久々に神奈川フィルの定期演奏会に妻と出かけた。客員指揮者のサッシャゲッツェル氏のラスト演奏会。一曲目は、ウィーンフィルコンサートマスターを45年間務めてつい先月退任されたバイオリニストのライナー・キュッヒル氏を招いてのゴルトマルクバイオリン協奏曲。(私はこの作曲家を知らなかったのだが)ちょっと古風な曲風に名人の端正な演奏がよく合っていた。2曲めは、マーラー交響曲第5番。私はこの第4楽章アダージェットがたいへん好きである。神奈フィルの大震災翌日の演奏会の演目でもあった。1時間半近い大曲であるが至福のひと時であった。ゲッツェル氏の著書と、同氏がコンサートマスターだった1980年代のバーンスタイン指揮のマーラー第5番のCDを買い、サインをいただいた。妻は午前中の実家の手伝いも加わって、ちょっと曲に押されて疲れてしまったそうなので、甘いものとコーヒーで休んでからゆっくり帰宅。
サインをいただいた
 
ゲッツェル氏の指揮は軽快で格好良かった

船便と航空便の荷物を今日出すこととなっていたので、昨日から買い出しとパッキング。なるべく物を増やさないようにと思うが、台所用品や食品が結構な量。ただし、豪州の検疫は厳しくレトルトカレーやブイヨン等はダメだそう。ハイキング用品と電子オルガン、パン焼き道具等を入れておく。南半球なので着いたらまた夏に向かうので、コートやら冬衣料は船にしておく。


毎年いただく長野のピオーネ。美味。