ボルダリング イン 香港

teradaya2012-11-25


朝から雨である。Da Verm というクライミングジムに行ってみる。Webで調べると、ボルダーからリードクライミングまで対応する香港初のジムとのことである。地下鉄(MTR)の上環駅よりさらに西なので、トラムでいくこととした。

トラムは信号待ちをしながらとことこと走るし、途中でHappyValleyという地区に大きく迂回するしで、時間がかかることが判明。別に急ぎでもないので二階の席に座って街を眺めながらいく。上環あたりまでの摩天楼群を過ぎ、乾物街を越え、左手に警察署がみえたあたりで下車(水街WaterSt.駅)。水街をひとつ山側のクィーンズロードWestに上がり、右折して100mほどいくと右手に看板。11時オープンとのことだが11時半に到着しても誰もいない。奥にいくとオーナーらしき若者がホールド取り付け中。手続きをして会員になる(会員100HK$、一回120HK$)。途中で長電話の問い合わせが入っていたが、どうやら欧米人らしく15分くらいいろいろ聞かれていた。ハードロックとサイケなペイント。

更衣室は奥の扉の先であるが、これは日本ではちょっと考えられないワイルドさ。トイレとシャワーとがむき出しの床にあって、どうやらそこで着替えるらしい。女子にはきついか!?(帰るころに欧米人女性組が来たが、会員となったかは不明)。
ルーフ壁2面、120度くらいの湾曲壁が2面、A〜Zの印の練習用90度、反対側に90度のトップロープも可能なのが2面。高さはあまりない。貸切なので、適当にV2とか登る。色でルートは決まっている。すべて手足限だそう。しばらくすると常連らしきこざっぱりした気の良い若者(「攀」にもいるタイプ)、そして上半身裸になるムキムキのオジサン(これも日本でもよく見かけるタイプ)、昼ころに長髪タトゥーのファンキーで上手いお兄さんがきて、最初の若者を指導(これもよくある光景)。結局2時ころまでこの4名であったが、皆ボルダリングオンリー。というか、ホールドは上の方にはついてなかったりする。カブり系が多く、V3+くらいまでを10本くらい登った。ここは全員英語で、広東語は誰も話していなかった。

午後に、MTRで九龍のJordan(佐敦)に行き、金魚のスリッパを妻に購入。そのまま歩いて、尖沙咀(TsimShaTsui)のキンバリーストリート(美麗華ホテル裏)の中古カメラ&時計エリアを訪問。わかりにくいところであるがこの道の人が何人も覘いていた。レンズはcマウントはあまり見かけず、日本製の古い一眼&レンズ、ライカ等が多い。時計はチュードルがたくさんあったのでちょっとうれしかったが、それなりに高いのでまたいつか。郵政局で西貢の地図を買おうと思ったが、日曜は14時でクローズ。

夜、青島黒ビール、チェリーコークをスーパーで購入。CNNを見ていると合間に「ガンナムスタイル」登場。日本ではなぜ流行らない?とこちらでずいぶん聞かれたが、確かにすごい引力。