プロペラ機の窓から

最近出張ばかりである。移動が苦手なのでなんだか疲れ気味であるが、窓からの景色は嫌いではない。
小さなプロペラ機のD席だったので、離陸後すぐに右下にシドニー中心部(シティ)のビル群やノースシドニーの副都心部を見て上昇し、さらにスピットブリッジ&マンリービーチを越えて北上する。世界有数のバルクターミナルであるニューキャッスル港を遠望してから左旋回し、南北に走る分水嶺の山脈(Greatdeviding Range)を飛び越えてから内陸のガネダ盆地に下っていく。約1時間でタムワース(Tamworth)空港に到着。ここはカントリーミュージック祭り(1月)が知られる農業エリアである。灌漑がひどいと聞いていたが、幸いキーウィット(Kiwit)ダムにも結構貯水量があるようであった。

シティ上空 / ノースシドニー副都心

スピット橋〜マンリービーチ方面 / ニューキャッスル港方面

グレートディバイディングレンジを越える(下方に別の機体)/ タムワース農業地域へ

仕事を終えシドニーに戻ると、先日報じられたパックのイチゴへの針が混入が全国6州すべてに広がっているとのニュース。店頭からも撤去されているようだ。あまりこうした愉快犯系の犯罪はない国であるが、今回は干ばつに苦労している中でのことでありやりきれない思いがする。カットしてぜひ食べようとの呼びかけも広がっている様子。
イチゴに針混入
https://www.cnn.co.jp/business/35125887.html