Wings over Illawarra エアショー

teradaya2017-05-08

先般カウラに行った時に、ニューサウスウェールズ州の観光ガイドリーフレットをもらい、シドニー近郊の町イラワラ(Illawarra)で航空ショーがあることを知った。ちょうど、英語学習の一環(?)として、「宇宙兄弟」英語版kindle(Space Brothersとして豪Amazonから入手)や「紅の豚」の英語版CD(Porco Rossoとの題名)を見ていたためか、行ってみる気になった。

シドニー南方100km強のイラワラにはローカル空港があり、そこが会場。土日と続いて開催されるとのことだ。せっかくなので、鳥撮影支度(望遠レンズ、双眼鏡)ででかけることにする。基本的に同じ飛び物なので練習になるかも。
どうしても航空機は軍用にも関わることから、ANZACデー後の時期でもありそんな雰囲気があるかと思ったが、実際はファミリーが多くほんわかとした雰囲気であった。マクドナルドのキッズ遊園地などもある。会場とちょっと離れた草原に駐車場が2箇所ありそこからシャトルバスでいく。私がついた10時頃にはP1にはざっと300台ほど駐車しており、ちょうど最初のアクロバットが始まった頃であり、バスの中は子供達が大喜び。
とはいえ、豪軍からもたくさん参加があり、また一次、二次大戦の機体もでていた。飛行機として優秀であればあまりこだわらないようであり、旧ドイツ軍のマークのまま飛ばしたりもしていて結構おおらか。


自分は複葉機やプロペラ機のアクロバット飛行の方がすっきりして良いが、まあ技術の向上の陰には戦いがあるのだからそうほんわかしたものではないのかもしれないが。
青空をバックにした飛行機が白煙を引いているときはオートフォーカスでもピントはばっちり来るのでとても楽。ただし、低空で背景が山になったり、機体のみでターゲットが小さい場合はやはりピントが迷ってしまう。鳥の方がやはり難しい気がするが、いろいろ試して練習しておく。

いろいろな機体が展示中。この中から飛ばしていた。


自分のお気に入りはこの赤い複葉機コクピットの計器も美しい。


クロバット飛行チームもいろいろで最初の飛行機オーナー協会(AOPA: Aircraft Owners Association)は「Freedon To Fly」、豪空軍(RAAF: Royal Australian Air Force」のチームは「ルーレッツ」、一方ロシアのヤク(Yak-52)機材を中心としたチームは「ロシアンルーレッツ」等、名前もいろいろ。観客は各々椅子を持ってきたり地べたに座ってアイスやバーガーを手にお気楽観戦。
飛行機はのんびり平和に眺めるのが一番である。




バーチカルクライムロール?

パイロットはサイン攻めに合う ("皆さん拍手〜"は、"Put your hands together!")

カンタスのジャンボジェット機747も来ていた(どうやって着陸したのか??)