春の遠足①石鎚山東稜

teradaya2016-05-02

瀬戸内海を船で渡り、松山三津浜港へ。周防大島に沿って東に渡り、途中瀬戸内の島々を眺めながらいく2時間半の船旅。
デッキでのんびりと写真を撮って過ごす。ほどなく松山三津浜港に入港。

大島大橋をくぐる

瀬戸が鼻あたり / 情島と諸島

タクシーで伊予鉄三津駅までワンメーター。10:49松山行きに乗り途中古市で市電に乗り継ぎ11時過ぎに市内に入った。

伊予鉄の本線 / 市電

坊ちゃんSLもちょうど見かけた。

車を借り出し11:20 出発、33号で美川に行き、県道212、国道494、石鎚スカイラインと辿り土子屋に13:30到着。バイク旅の人が多い。ずっと2車線舗装道路で順調に動けた。
石鎚には35年振りだ。高校総体で来たが瓶ヶ森班だったので石鎚本峰は初見参である。あまり行く人の無い東稜から登ることにする。
13:40国民宿舎の下の駐車場から出発。そもそも午後なので登る人がいない。コゲラの高速のツピツピツピーの囀りがたくさん聞こえる。
何人かとすれ違いつつ樹林帯を行き、14:20に東稜への分岐点到着。
 
出発  /  遠くに瓶ヶ森

左に別れクマザサの中を急登。よく踏まれた道で、良く見て進めば迷うことも無いだろう。正面に天狗峰南峰が見え、岩の間の笹滝という斜面を直登。上部は簡単な岩登りで頂稜へ。岩を囓った人には特に問題となるところはない程度。岩陰から黒いエプロンのコゲラが一羽出てきて目の前にしばらくいた(カメラを向けたら逃げてしまった)。
気持ちの良い岩稜を辿って、快晴の天狗峰に15時丁度到着。瓶ヶ森が大きな山体を横たえ、二の森、堂ヶ峰が近い。

笹の中を登り

ちょっとした岩稜を行く / 山頂より大砲岩、南尖峰方面を振返る(レンズに虫が付いている!)

反対からの天狗岳/ これは見慣れた弥山側からの天狗岳

15:10に山頂を辞し、15:05弥山を通過。あとはよく整備された道をツツドリ やウグイスの囀りを聞きながら下った。きれいなヒタキ 類の囀りも盛んだったが識別できず要勉強。国民宿舎の手前でレンゲツツジを見ているとコガラの群に囲まれ喜んだ。

この後、瓶ヶ森林道でいの町方面に抜けたがこれは5.12クラスの悪路。大いに疲れたが、高校生の時お世話になった旧本川村の集落を通り嬉しかった。
(コースタイム)
土子屋国民宿舎下駐車場(1580m)13:40
東稜分岐14:20
天狗岳(1982m)15:00-15:10
弥山15:15
分岐 15:40
土子屋国民宿舎 16:10
(登下降高度 420m)
(GPSデータ)Geographicaに感謝!

(写真)海はOM-D E-M5+M.Zuiko9-18mm、山はオリンパスμ1020、電車はiPhone5