大阪中の島ミニウォーク

出張で大阪へ。ちょっと早く着きすぎてしまい、ホテルにチェックイン後次の予定までに3時間弱の時間ができたので、中の島をぐるっとめぐることにする。センタービルを起点に反時計回りに歩き、肥後橋淀屋橋と過ぎて難波橋まで30分。川沿いにカフェやレストランがあり、一番橋に近いモトカフェで昼食とする。雨もあがり風が心地よいテラス席に陣取る。クロックムッシュとコーヒー。
淀川は濁っているが、カルガモが2羽、遠くにセグロカモメ(?)の群れ。と思ってみていると、カワウが1羽潜水採食中。ずいぶん顔の黒い奴で、長いこと潜って何かを取っていた。
青磁 海洋考古学12神宗20
難波橋のライオン
モトカフェ

ランチ。後ろは東洋陶磁美術館     / 結構船も通る。後ろは公会堂。
カルガモたち

橋を渡ったところに、市立東洋陶磁美術館があり、特別展の「新発見の高麗青磁 ―韓国水中考古学成果展」を拝見。水中考古学とは?と疑問に思って解説をみてみると、高麗時代(8〜12世紀)に朝鮮半島西岸で海底に沈んだ沈没船が近年発掘され、研究されたものとのこと。大量の状態のよい青磁器が木簡等の記録ともに引き上げられ、生産や流通の研究が飛躍的に進んだらしい。陶磁器の研究は地上の古墳で発掘がベースと思っていたため、こうした研究分野があり急速に進んでいることには大変驚いた。短い時間であったが、美しい高麗青磁を堪能し、また展示の工夫や解説もあって勉強になった。
なにわ橋駅から京阪で中の島駅まで戻り、仕事に復帰。