八方尾根から唐松岳

teradaya2015-08-16


息子の北アルプスデビューで八方尾根から唐松岳に登りに行く。
いろいろ諸事情の調整で遅れてしまったが、何とか16日(日)未明のムーンライト信州の席を確保。満席とのことであったが実際はぼちぼちと空席もあり、幸い並びの席で座れた。昼間の疲れで自分はすぐに寝付けたが、息子は本を読んだりしてずっと起きていたようで、明け方の仁科三湖や白馬三山がきれいだったと言っていた。
少し遅れて5時半に白馬駅到着。三山がきれいに見える。八方までバスに乗り、ゴンドラまで歩いて15分。朝食のおにぎりを食べてゆっくりと身支度。天気は急な下り坂とのことで午後から雷雨、明日は雨の模様である。当初一泊して日の出を拝もうと思っていたが、これは早めに下山するのがよさそうである。6時から運航しているそうで、我々も6時40分にゴンドラに乗り込む。
すでにガスが沸きあがり始めているが五竜鹿島槍も望める。湿原のお花ばたけの向こうには白馬三山。

三山と池塘

さらにクワッドを2本乗り継ぎ、トップへ。このスキー場が好きでかつては通ったものだ。今も黒菱のコブを滑れるか?
八方池小屋の前から7時20分に出発。観光の人たちに交じって高山の花々を見ながらゆっくりと歩き始める。残念ながらどんどん霧が上がってきて展望は効かない。八方池、扇雪渓でそれぞれ一本。息子は徐々に慣れてきたのか結構調子よく登っていくので、早めに上がって、今日中に下山もできそうである。
一人どんどん行く

2500mあたりで霧雲の上にでてきたのか、展望がきくようになり、不帰の峰と唐松沢が見通せる。dルンぜは見えないが、あの沢筋を滑ったことを思い出す。

青空がばっと広がり牛首の峰が見える。息子も疲れたといいつつもご機嫌でペースを上げ、唐松小屋に10時30分に到着。荷物を置いて、目の前の唐松岳ピークに10時50分到着。

五竜が雲の合間に間近に見え、頸城の山々も妙高、高妻、戸隠方面が見渡せるが、残念ながら剣、立山は山頂付近にガスがかかりその姿は見えなかった。浅間や八つ、雨飾も今回は雲の中。しかし初見参の息子にはなかなか爽快だったようだ。


賑わう小屋前に戻り、コーヒーを沸かして昼食。まだ十分体力があるので、正午前に早足で下山開始。息子は少し膝にきたようだが、14時30分に無事リフトにたどりついた。
ちょうど来た白馬駅行きバスは貸切で、駅にはちょうど快速「リゾートビューふるさと号」が停車していて、ぴたりと乗り継ぐ。松本で始発の「あずさ」で席を確保し、八王子で茅ヶ崎乗り入れの横浜線に5分で乗り継ぎ、効率よく20時50分に到着。自宅で夕食となった。
仁科湖あたりを行く
親子ともファイブテンガイドテニー

高山植物たち (名前は違っているかもしれません)

ホタルブクロ? / ミヤマダイモンジソウ

ミヤマアズマギク/ クモマミミナグサ

ミヤマタンポポ/ クガイソウ

お花畑 / ● ?

ギフチョウ / コマクサ

ミヤマリンドウ /チングルマ(実)

チングルマ(花)/ リュウキンカ

クルマユリ/ ● ?

ダケカンバ / ミヤマコゴメグサ

●? / マツムシソウ

ムカゴユキノシタ/ ハッポウアザミ

チシマギキョウ / カライトソウ
ミヤマウスユキソウ

(コースタイム)
ゴンドラ下 6:40
リフトトップ 7:20発
第一ケルン 7:40
八方池 8:10/8:20
扇雪渓 9:10/9:20
唐松小屋 10:30/10:35
山頂 10:50/11:10
小屋(昼食)11:20/11:55
扇雪渓 12:40/12:55
八方池 13:30/13:45
リフトトップ 14:30着