ふるさとの年越し

teradaya2014-12-31


家族と瀬戸内の田舎へ帰省。

室積という小さな集落(昔は瀬戸内海運の要所)で雑炊を食べて、八代盆地へ。窓の外のサザンカにちょうどメジロがきて蜜を吸っていた。
昔からのツルの渡来地で以前はナベヅル、マナヅルが多く来ていたと記憶するが今はたった6羽。観測小屋から見るが、はるか遠方。おまけに3羽の家族は早々に山の手前の川に飛んで行ってしまい見えなくなり、別の1羽の若鳥がかろうじて観察できた。ノスリが1羽、獲物を捕っていたが、カラスに追われて山に飛んで行った。呼鶴温泉(よびづるおんせん)という小さな古い湯で温まってから帰宅。冬型が強まり瀬戸内でも小雪が舞う中、屋敷の真上にトビ柱が立った。
ささ乃やの雑炊
マンホール蓋もツル
遠くに鶴(はぐれのオス若鳥)
ノスリ  
   *Canon FD200mm f2.8+ x 2エクステンダ(OM-Dのデジタルテレコン使用で1600mm相当)
呼鶴温泉 600円/人
冬の吹出し寒風にトビ柱

買い出しがてら、周防大島(八代島)にも行ってみる。島の東側にある大島ジャム工房を訪ねたがは残念ながら年末年始のお休み中。反対側にあるボルダリングの岩(大島のボルダー)も偵察。満潮なので半分は海の中。次回は夏にでも両方を再訪したいところ。帰路に柳井市内で妻が見つけた「ホシフルーツ」でおやつを食べて帰宅。
大島のボルダー
遠く大島大橋
さすが果物屋

例年通り餅つきもする。3升ついて、御鏡、餡子餅、平餅にする。弟も帰省してきたので、クルマエビやフク刺しなど地元の名産や、寒ブリの刺身や「チシャあえ」、「けんちょう」など父母の手によるごちそうをありがたくいただく。一切砂糖を加えない甘酒も懐かしい味。いつまでもこうして過ごせるとよいと思う。
お礼にパンやプリンを作ると、まさかお前が作るとはと目を丸くされた。
つきたて(これは餡餅)
クルマエビ

息子は弟と将棋をずいぶんやった(自分はもうかなわない)
プリンはきりりと上出来

パンも焼く(これは固めなので、三編みパンも焼いた)
甘酒

離れの畑を確認(蜂を飼おうか?)*ボディキャップレンズフィッシュアイ

OM-D EM5 + M.Zuiko 14-150mm / iPhone5