写真ギャラリー

teradaya2012-05-25

 仕事帰りに、銀座3丁目のキャノンギャラリーを2日続けて訪問。
 24日が最終日の戸川覚氏の「在りて」。知床の風景を切り取った写真点。大版の作品は白樺の枝からゆるりと吊るしたり、枝をフレーム代わりに用いたりと、野趣溢れる設え。蝦夷ジカが大きく伸びをする気持ちよさげな1枚が良かった。部分的に着色したモノクロームのような味わい。

 翌25日、榊原俊寿氏の「動物賛歌」。ハイコントラストのモノクロシリーズ。F-1やNewF-1にネオパン400やコダックトライエックスなどを駆使しての作品も多い。レンズも200mmf2.8や標準ズームなど普通のものがほとんど。すべて各地動物園での撮影とのことだが、造形的な面白さやアップにした表情が斬新。