独自進化の車

teradaya2016-12-17

車のバッテリーがあがってしまったので、昨夜ロードサービスに来てもらった。
何せアパートの地下二階が車庫で、2箇所の自動ゲートもあるのでたどり着くまで結構たいへんである。電話でサービス会社に依頼しアパートの前で技術者の到着を待つこととしたのだが、技術者からの電話はモゴモゴ篭って極めて聞き取りにくく、道を伝えるのに大いに苦労した(豪州到着後最もわかりにくい英語だった)。しかし、技術者は気の良い大きなオージーで親切かつ迅速に対応してくれた。バッテリーが4年目で劣化しているので交換してもらい、30分で無事終了。がっちりと握手をしお礼を言ってお別れ。

シドニーはバスや鉄道があるが、それ以外の場所は車社会であるし大きな自然に対応しているようだ。先週クイーンズランド州内を移動した際も4WDやSUVも多く、またピックアップトラック(ユート)がたくさん走っていた。フロントに大きな黒い煙突状のものがついていることも多く、聞くところだと「シュノーケル」といって半水没状態でも空気を取り入れられるようにするのだとか。クリークと呼ばれる川状地形がいたるところにあり物差しがたててある。雨季になると氾濫して水位が上がるのだが、これで深さを知った上で渡るのであろう。ちなみに、ガソリンと軽油はほぼ同じ値段なので、大型のガソリン車が多い(シドニーのタクシー等HV車もあるが、地方ではほぼ見かけなかった)。
有袋類と同じく、この国独自進化である。残念なことにトヨタもフォードも製造からは撤退予定、国産(といいつつGMカーだが)のホールデンも製造を近年中に終えるそうだ(人件費がたいへん高いためと言われている)。代わりに輸入車は、日米独仏伊韓等なんでもあり、車も多人種社会である。

来週一時帰国なので、シティでお土産など物色。高くて滅多に買わないであろうメルボルン発のチョコレート「Koko Black」など調達。街はすっかりクリスマスムードである。

戻ってからアパートの上のフロアの部屋を見せてもらう。なかなかの展望である。