ウルル&カタジュタ1(オルガ谷とサンセット)

teradaya2018-08-11

土曜日のVirgin Australia便で、エアーズロック(Ayers Rock) 空港に向かう。
車をP3駐車場(若干ターミナルから遠いが割引あり)に停め、早めにチェックインに並ぶが、格安航空発着のT2(ターミナル2)は大混雑。とはいえ、周りも皆同じであり、時間が迫った人から優先窓口に誘導される。自分たちも指示に従い無事チェックイン。幸いちょっとよい席で予約しておいたのでゆったりと座る。
一路西に3時間半の旅(時差も冬でも30分)である。ブルーマウンテンの断崖を越えると、ずっと赤い土のアウトバックとなる。ともあれ広いし、景色が変わらないのが大陸的である。高度を落としてくると、前方左手に大きなウルル(Uluru)の岩が近づいてくる。さらに約50km離れたカタジュタ(Kata Tjuta)の岩峰群も見通せる。赤土の地。

ブルーマウンテンの上を飛ぶ / 赤い大地を西に向かう

着陸態勢

到着してすぐにレンタカーを借りる。ここも2番目に並べて良かったが、すぐに長蛇の列となっていた。皆考えることは同じ。
悪路もあろうかと思い今回はRav4AWD(結果としてはよい選択であった)。10分ほどのところにあるエアーズロックリゾートへ。銀婚式の年だしめったに二人旅行もないのでということで、一番良いSails in Desertにチェックイン(私はどこでも寝られる山屋だが今回はそうもいくまい)。
いきなりフロントが日本人スタッフでびっくり。5人も常駐とのことでジャパンデスクまである。確かにここはものすごく日本からの来訪者が多いのだとその後よくわかった(新婚旅行、年配のご夫婦やご家族、バックパッカー等たくさん)。

一休みしてから、早速走ってみる。ホテルから10分ほどのところにNational Park(国立公園)のゲートがあり、25AUD/人の入園料(72時間有効)を納める。係りのおばちゃんは3日ずっと同じ快活な方であった。初回手続きをすれば、2回目からはバーコードをかざして隣のゲートから入る仕組み。
ゲートでチェックを受けて入る

ナビはいらないほどの単純な道であるが、距離感がつかみづらい。ウルルに向かう道から分かれてカタジュタ(オルガ岩峰)に向かう。カタジュタとはたくさんの頭との意だそうで、確かに岩峰群である。ウルルよりも高く地表から546m(海抜1066m)だそう。夕方も近いので、オルガ渓谷のトレイルを歩く。岩というよりも山というサイズのドーム岩峰群は確かに絶景である。ここはほぼ平坦なので歩きやすい


たくさんの岩峰が複雑に集結

日没は18:30くらいなので、ウルルのサンセットポイントに1時間前くらい到着目途として再び走る。ずっと100km制限が続き交通量も少ないので時間は読みやすい。サンセットポイントはバス駐車場と車駐車場が1km位離れている。すでに多くの人が集まっており、自分たちも防寒態勢(特に妻)をとり、せっかく持参した三脚もセットしてゆったりと待つ。隣のイタリア大家族はずっとおしゃべりを楽しんでいて、一方中国家族は記念写真撮りまくりで、いろいろお国柄だと思う。幸いきれいな夕暮れで赤く染まる大きな岩をみることができた。

赤く染まる
日が落ちていく

ホテルに戻って星を見たりして、ビュッフェをたらふく食べて初日は無事終了。