コーストウォークの週末

teradaya2018-08-05

土曜の朝着の夜行便で妻が来訪。空港に迎えに行く。
ちょうど同じ日に会社の新任者も違う便で到着なので、まずは5時半着のそちらを迎えてアパートに連れていき、不動産屋さんに引き渡して任務完了。ただちに電車で引きかえして、8時半着便の妻と空港で無事捕まえる。自宅まで戻ってしばし休憩。いろいろ食材を持ってきてくれてありがたい。近所にできた「Rough & Bare」という自然派カフェに行ってちょっと変わった昼食を食べる。

お久しぶり /  お土産をいろいろありがとう

ご近所のカフェに行ってみる。こういう場所はひとりではちょっと入りづらいのでペアだと助かる。


今日はあまり無理をしないようにと思うが、せっかくの好天なので夕方にサウスヘッドまで軽く歩きにいくこととする。妻とは以前ノースヘッドに行ったり、ホェールウォッチングの船からクリフを見上げたりはしたものの、ハイキングでくるのは初めてである。
先般下見に来ているので、順調に走り最奧のCamp Cove駐車場まで行きスタート。よく整備された道であり快適である。シドニー湾、対岸のミドルヘッド(Middle Head)、モスマン(Mosman)方面がよく見渡せる。途中にあるLady Bay Beachはヌーディストビーチだそうで今日は数名の中年男性がすっくと立って日光浴をしていた(ビーチに下る道の看板にも「ヌーディストはビーチのみ許可」と書かれていた)。
無事赤白の灯台まで往復。早めに帰って自宅で二人でワインを飲んで夕食とする。


翌日曜も比較的暖かい晴天。ボンダイビーチからクージービーチまでのコースタルウォークに出かけることとする。せっかくなので休日割引を活用して、ミルソンズポイントまで電車(City Rail)行ってからブリッジの麓の公園(Brad Field Park)経由でフェリ乗り場へ。フェリーでシドニー湾をサーキュラーキーへ渡り、そこから始発の333番バスでボンダイビーチへ向かう。最初はガラガラだったが途中からめずらしく大混雑でぎゅうぎゅう。
ノースボンダイのマッチョ製造公園(屋外アスレチック公園)をちょっと見てから、弓状のボンダイビーチの砂の上を歩き、崖沿いのハイキングキースに入る。冬なのに水着で日光浴する人や泳ぐ人(!)もたくさんいて驚きである。歩く人も半袖短パンが大半である。寒がりの妻はストールまで巻いているのだが。

途中、タマラマ(Tamara)の岬の上でバーナーで味噌スープ(いただきもののノドグロ)を作って、妻が作ってくれたおにぎりを頬ばる。シーカヤックが数艇。ここは結構な絶壁なのだが、オージー若者は縁に座ったりして楽しそうである。クライマーとしてはリスク回避したくなるのだが。

いくつかのビーチを回り込んで越え、アイスバーなどを食べながらさらに南下。途中から大きな墓地を回り込みなんとなく終了感の中、クージーの街に到着。3時半くらいなのだが、すでにパブで盛り上がるグループ多数。コーヒーを買ってから373番のバスで市内に戻る。約40分。ハイドバーク(Hyde Park)のパークストリートの角でミラーズポイント(Milers Point)行きのバスに乗り換えて終点下車。路地の階段を上って一番古いパブ、ロードネルソン(The Load Nelson Brewery Hotel)で夕食とする。最初はテラス席で夕暮れを眺めていたが、寒くなったので中の席に移ってペールエールなど飲む。疲れが消える気がするひととき。