カーネル〜ベイリー岬灯台

teradaya2018-07-08

N君が帰国してしまったが、午前中若手初級者2名と9Degreeに繰り出す。最近しっかり登っていなかったので、今日は丁寧にやったのだが、調子は今ひとつ。黒、オレンジホールドのV3クラスを2つオンサイト。前回ちょっと触った右壁の難しい新作ピンク(V4+?)をずっとトライするが、ムーブが繋がらない。同じのをやっているオージーといろいろ話してみるがどうもすっきり見えてこない。と、時々みかける常連の女性が、柔らかくスタティックにクリア。思わず皆で見とれてしまった。もうひとつ右の黒ホールドのも男性陣が苦労しているのを尻目にふわりふわりとクリア。やはり股関節が柔軟だと重心が壁に近づくし、フットホールドも拾えると改めて思い知らされる。明日からストレッチ!
うちの2人は二人とも背が高く細身なので有望である。ハイステップやドロップニー等基本をちょっと教えて、後は勝手に登ってもらう。どんどんうまくなるにちがいない。
ピンクホールドの苦手系の復習等やってから昼過ぎに終了。

いつも優しい受付の子が「間違って入れたので」とコーヒーをくれた。Thanks!


今日は天気も良いし、昨日お土産にもらった炊込みご飯もあるので、ハイキングコースをトレランっぽく走ることとする。
空港のさらに南側のボタニー湾の南側のカーネル(Kurnell)の半島は人気のハイキングエリアである。先日行ったラパルース(La Perouse http://d.hatena.ne.jp/teradaya/searchdiary?word=%2A%5B%A5%E9%A5%F3%5D)とはちょうど湾を挟んで向かい合うエリア。
トイレのあるパーキングエリアに行くと、レスキューの方からディパスは?と聞かれる。国立公園エリアで駐車して歩くにはパスが必要なのだそう。ビジターセンターまで走り、8ドルで購入してダッシュボードに置いておく。
13:30、水と食料を背負って車道を走り始める。左手に海を見ながら2キロほど走ると、車道の終点となりここからはトレイルとなる。たくさんの車が停まっていて皆海を見ている。沖はクジラの移動ルートでありホエールウォッチングが人気なのだそう(ビジターセンターにも本日の目撃数が書かれていた)。

KAMAY BOTANY湾ナショナルパーク / 緑がディパスの対象エリア

海沿いの道を行く / 対岸に先日行ったラパルース(La Perouse)〜Banks岬方面

つきあたりに駐車場があり、多くの人で賑わっている

海岸の白い岩の上を適当に走り、ところどころ整備された歩道も使って南に走っていく。1キロも走るともう人影はまばら。快適に真っ青な海を見ながら走る。ただし、ところどころぬかるみになっているところがあり、迂回のためにブッシュに入ると山火事(おそらく人工管理焼き)の枝のためシャツやザックが黒く汚れてしまうのはちょっと困る(毎回全部洗濯機で洗うこととなる)。

案内パンフには「あまり端に近寄らないように、オーバーハングは薄くなってる」とある


侵食地形が面白い / 目指す灯台(Cape Baily Lightstation)

出発から5.8kmで灯台への分かれ道があり、200mほど山道を登って到着。遠くシドニーの街が見える。マグパイが1羽飛ばされそうになりながら木に停まっていた。ちょっとだけ休んで、往路を戻る。途中海をみながらお弁当の炊込みご飯を頬張る。ぬかるみに苦労しながら駐車場エリアへ。車道をしばらく走り左にビジターセンターへの近道となるハイキング道に入り快適に走る。15:55ビジターセンターの駐車場に到着。気温も低めだったせいかほとんど汗もかかなかった。ほぼ10kmとちょうど良いコース。

灯台の高台からはCityが見えた / 延々と続くブッシュ帯と海

マグパイが1羽(風に飛ばされそう) / 灯台本体

U字に大きく切り込んで入江を越える箇所が2つある / 再び舗装道を走る

途中からハイキング道に入るが走りやすい/ ビジターセンター周辺の快適そうなバーベキュー広場

日本の豪雨は当地でもニュース報道されている。全英オープン錦織圭は豪の悪童N.キリオスに快勝。6日のB.トミックについでオージーを破り、当地の人たちはちょっとがっかりだが。

豪州野鳥切手(小鳥類Finch3種)